高崎の倉賀野神社の安全と美観と両立する松の枝打ち

2週間前、榛名神社御用達の伐採の達人に「倉賀野の○○さんの剪定、お願いできる？」とお電話いただき、土地勘ない倉賀野へ。立派な神社のとなりの個人宅と思い込んでたら、倉賀野神社駐車場に達人のハイエースを発見。依頼者は、なんと宮司さんでした。

お見積りを書いてる時に、達人が宮司におしゃべり。達人の通う整形外科ワイズクリニックのドクターにサイトウグンマの話をしたら、先生の両親が街路樹剪定してる職人さんたちをたくさん見た中で一番だと見込んで声かけて毎年依頼しているというエピソードを聞いたんだそう。「やっぱり、世の中見る人は見てるってことだよねー！はっはっは！」と元気に。私の最初のお客様との出会いの物語が、知らないうちに広まっていました。

倉賀野神社、建築物としても立派で地元の参拝者が多い神社です。鳥居の後ろの巨大な赤松が傾き過ぎて、降雪や暴風雨で参道に倒れる危険がありました。ワイヤーで他の樹木に連結してありましたが、重心が高く倒れる危険性はそのままでした。鳥居に強風でぶつかる枝、鳥居の美観損ねる枝の枝打ち(切断)もご要望ありました。

5段ブームクレーン作業車を所有してない造園業者には、できない高さの剪定のお仕事です。多くの造園業者さんは持ってない車両です。この5段で御神木伐採まで出来るのも強みです。

朝一番で、鳥居の左右からの枝の枝打ち。鳥居右下から生える桜も。怖いのは、眼下の高齢の参拝者が、離れてほしいのですがもの珍しいので案外近くにくるのです。もちろん大変危険です。

そんな時、宮司が危ないから離れてと声がけしてくれて大変助かりました。赤コーンだけでは立ち入ってきてしまい、すぐにロープを張り巡らせました。転落物で怪我人でたら大変！💦

私が庭仕事で気をつけてるのは、自分の怪我より他人の怪我なんです。

2日目、午前に鳥居まわりや危険な赤松の上部を切断しました。昼ご飯は、神社近くのゲストハウス&スパイスカレー🍛さんぽ屋。美味しかったです。現場に戻って、5分もしたら倉賀野の和菓子屋丁子堂の山木さんが自転車で登場。差入れ持って見物に。絶品の和菓子ご馳走様でした！

興味持ってくださったので解説も。写真3枚目の赤松が灯籠の上に倒れてたのを建築業者さんが倒木の危険性からワイヤーで牽引してあります。それでも、参道に倒れる危険があり傾く赤松の高すぎる重心を下げる必要と、幹を低く切断するほど枝葉が少ない赤松の美観との兼ね合いが大変難しいので腕の見せどころ。15時頃に完了し、鳥居と参道が外からも中からも美しく見え、宮司さんの心配していた問題解決して喜ばれました。

高崎市倉賀野、いい地域です。

倉賀野神社は、清々しい神社⛩✨

おすすめの神社です。

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