「脳内」で何が?|植木を植え眺める目的について

造園

庭木を植える目的は一体なんでしょうか?心のやすらぎを得る、目隠し、風よけ、空気の浄化…色々考えられますが、最大の目的は庭木を眺めることで心の安らぎを得られることではないでしょうか?

ただし、手入れの行き届いてないと、安らぎどころか逆効果になってしまいます。手入れの行き届いた庭木に接すると、なぜか心地よさを感じませんか?心地よいと感じる時は、頭の中では何が起きているのでしょう?

春山茂雄著『脳内革命』(サンマーク出版)によれば、脳内モルヒネと呼ばれる「βエンドロフィン」というホルモンが分泌されます。脳内モルヒネの働きは、免疫力を高める、血液の流れを円滑にする、活性酸素の害を軽減する、脳細胞の若さを保つ・・・などいいことづくしです。

庭木を眺めるのは、こんなにいいことがいっぱいなのです。その恩恵は、庭の主人だけでなく、不特定多数の道ゆく人の目にも心にも脳にも何気なくいい影響が出ているのです。そんなお庭の手入れしてると、「きれいになりましたね!」などと道ゆく人が声をかけてくれます。
庭の仕事は、お客さんだけでなく見知らぬ多くの人にも感動や安らぎ、喜びを与えて幸せな気分になっていただけます。人を喜ばせると言うことは、喜ばせた側がそれ以上に喜びを感じるものです。

ふりかえって、私が造園業を選んだ理由は、それと関係があります。
造園の仕事を考えるようになったのは、あちこちがコンクリートと砂利ばっかりだと気が付いたからです。建物はコンクリートで作られ道路は舗装されている。個人宅の土部分には砂利が敷かれていて…コンクリートジャングルの中では想像力が育たないと思いました。自然の、緑の良さを取り込む方法として、庭づくりがあると思いました。そこから、庭園デザイナーとして(緑を広めていく)先頭に立って、自然の良さをアピールしていこう決意しました。

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