2021.1.10福光観音レイディオ開始!富山県南砺市の日本最大級のカホンづくりの仲間の配信番組。

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2026/1/31富山県南砺市のヘリオスで泉の杜100pj第三弾「カホンづくりとみんなで音楽会」が開催されました。縁あってカホンWSの講師をさせていただきました。遅くなりましたが、当日の様子のレポートを書きます。当日お越しいただけなかった皆さんにも伝わるように。
今回のWSのカホンの寸法は、サイトウグンマのカホンのアトロポス(アトロポスGU201の動画)と同じ大きさ。アトロポスはギリシャ神話の運命の糸を紡ぐ三姉妹の三女が由来。長女クローソーと次女ラキシスにちなんだカホンもあります。三女が子供に座りやすい大きさなんです。大人はどこか座ってひざに挟むと丁度いいんです。
朝の9時、スタッフ全員で挨拶。スタッフ手作りの名札が配られて感激。それは、世界に1つの南砺の木のペンダント。そして、大量の材料の搬入。そして、受付係(ヘリオスホール入口)と出演者(控室)と工作係(三階の工作室)で準備を開始。私は出演者として控室でヘリオスホールのリハの用意してから着替えて工作係として工作室へ。スタッフひとりひとり、南砺の杉を使ったカホンを試作。私も人生初めてのカホンの材料と念入りな宮大工の棟梁でもある佐々木代表の下準備にドキドキしながらでした。下準備の丁寧さ生かして、釘の数を減らすことなど工程の変更や来場者への注意事項をなんだかんだと試行錯誤していたらお昼前。
11:50工作係の準備が一段落したので、ヘリオスホールで今回使用する最高級のアマテラスというカホンの位置決めして、スタッフ小山氏の素晴らしいカホン演奏聞いてから外食。円城のラーメンセットの速さと量に大満足!出演者の垣田さんもいわしピクニックも!食後、まったり気分。スタッフの慌しさ感じて私だけ走って控室へ。
12:30カホンづくりWS受付開始。控室からトンカチペンチ片手に第一陣の参加者と階段上がって、そこから4つの工作机の工作室にいっぱいの参加者。私と工作係だけでなく、佐々木代表も手伝ってくださりました。カホン組み立て完了した人は一緒に始めたお仲間さん応援して仲良く隣の乾燥部屋へ。工作室はトンカチの音とわいわい(トンカチうるさいので)やや大声で会話が飛び交って本当に賑やかでした。誰かの釘が飛び出てしまうと、私がすぐ抜く。自然と笑いと話が弾んで、何度もこれやってくれると、何度もさっと抜くだけで喜ばれる。なんだかこっちも笑って参加者とトンカチで話が弾んでしまうのでした。そして、受付スタッフもテキパキと誘導してくれてあと数名の参加者が組み立ての状態で私は駆け足で控え室へ。

 

14:45控室で着替え、ヘリオスホールでリハ。WSでつくったカホンを胸に抱えた参加者120名以上のみなさん見守る中、ピアノとカホンの音出ししてから、深呼吸。このままカホンに座ってればいいですかね?と隣で準備万端の垣田さんに尋ねたら、ライブの最初僕だけなのでと返事。時計を見ると…

15:00スペシャルライブ開始の時間。前半は、垣田堂さん(金沢のクラシックギタリスト)の演奏。ヘリオスのホールにいい音が響き、あの曲で生音の美しい音色を客席ぐるっと一周して聞かせるなんて素晴らしいパフォーマンスはあっという間でした。
そして、後半。いわしピクニック(群馬のピアノ弾きシンガーソングライター)がソロ演奏。一曲目「ひだまりの中で」で会場の雰囲気は和やかに♪そこで、いわしピクニックがサイトウグンマを呼びました。サイトウグンマは、怒った顔で参加者に睨みを利かせてからドッカッドドッカ!とカホンソロ演奏してから改めて笑顔で明るく自己紹介。間伐材や自然への想いを込めて少しMCしました。私は、木が好きで植木屋になり、日本の木の良さや日本の自然を大切にしたカホンづくりにこだわっている事、地元の木を職人さんが製材した間伐材のカホン教室の夢が叶った事など話しました。
いわしピクニック&サイトウグンマで初演奏開始。
二曲目「ペンギンのうた」大空を見上げて飛びたい動物園のペンギンのうた。会場では、子供たちがカホンを叩いて笑ってました。
三曲目「止まらないバス」バスが止まらないのです。これはいわしピクニックのライブで盛り上がるうた。大人達も少しカホン叩き出してだんだんと会場が賑やかになってスペシャルライブ終了!
そして、佐々木代表がこれまでのこの泉の杜100年プロジェクトの取組みのお話をしてくださりました。循環型社会はどうして大切なのか分かりやすく説明してくださいました。
そして、アンケート回収。この回収の時は、1番ワクワクしていました。前代未聞の【日本最大級のカホン作りとゲストライブと楽器初心者教室と参加者全員での演奏会】を短時間で大成功させる不安があった分、未知の人と場所の南砺のヘリオスは数ヶ月間色々飛び出したパンドラの箱でした。私だけでなくスタッフの皆様も未知の領域でしたから、誰もが大変な事もあったと思います。しかし、当日に蓋を開けたら希望がいっぱいでワクワクしか無かったのです。
次に、カホン叩き方教室スタート!スタッフも参加者もステージ(段差がなく目の前で)に扇状に大集合。近かった!私から「全員で起立して~、その場で散歩して軽く身体ほぐしましょう♪」と言うと、いわしピクニックが「散歩」を弾く。私も参加者も声を出して笑う笑う。歩こう~歩こう~私は元気~♪子供たちは元気良くて最高でした。身体がリズムに乗ってきた処でWSで作ったカホンに座ってもらい、熱く楽しくカホンの由来や叩き方を伝えようとおしゃべり。WSで皆さん作ったカホンは、市販品の現代楽器と違い古来のペルーカホンの呼吸する木の響きがある事も伝えました。スタッフの小山さんが模範演奏で盛り上げてくれました。
途中からリズムの練習。最初はゆっくりとドンドン叩くところから。大勢だと太鼓は気持ちとテンポがすぐ早くなり予想通り(笑)気持ちよくなってきた頃にロールの連打の練習を。なんだか会場の熱気が凄いので「南砺の全員VSグンマ」とカホンの大音量対決してみました。南砺の100人以上の演奏はやっぱり熱すぎて今回は南砺の圧倒的勝利でしたね。そして、いくつかリズム練習で私を真似てもらいました。それにちょっとトッピングのようにいわしピクニックの伴奏が入ってきます。散歩~~止まらないバス~~シャンゼリゼ。もちろん、100台以上のカホンにサイトウグンマもほぼ生声で参加者巻き込んで歌いながら。みんなで音楽会の練習も実は兼ねて進行していました。
?時、みんなで音楽会の開始。垣田さん再登場。サイトウグンマの極小カホンのパンドラ演奏してくれました。
一曲目、散歩。ピアノと歌とカホンと!
二曲目、止まらないバス。いわしピクニック、間奏でピアノを止めて途中はカホンと歌でヘリオスを楽しげな歌が響きました!そしてノリノリでまた合奏!
三曲目、シャンゼリゼ。全員がフランス人の気分で軽やかに叩いて歌ってもらいました♪最後は会場を1つにしてカホンが叩けて大成功でした!拍手と笑顔に包まれて、とても感動して何度も泣きそうでした。
ここでサプライズ開始!私といわしピクニックと垣田堂さんをゲストで呼んでくださった佐々木代表をマイクで呼び込みました。続けてスタッフ全員をステージに呼び込みました。ここは仕込んでなかった会場から散歩のリズムの拍手がだんだんと大きく!!スタッフは両手を振って行進しながらステージに横一列になりました。佐々木代表と河合組長の挨拶。会場からは温かな拍手。
?時、ヘリオスのホール入口でお客様のお見送り。いわしピクニックも垣田さんも人気者。横目で見てたら、参加者ご家族の方が次々と私と記念写真をと。美人スタッフにはカホンにサインしてくれと。サイトウグンマ、ここで予想外の事に準備してなくあたふた(^_^;)
受付場所でお客様お見送りしてから、それぞれ片付けしてまた集まって解散!というタイミングで、ふと佐々木代表が美人スタッフの持ってるカホンが自分のだと気がつく。皆さん自作するとわかる違いがありますから、美人スタッフも勘違いだと最後は認め、そこで私は慌てました。こうして、意図せず佐々木代表の宮大工の技と南砺の木でこの日最初に完成したカホンにサインを書いてしまったのです。私は苦笑いしてもう一台にサインを書きました。皆さん、こらえきれず笑ってましたね。
駅までお見送りいただいて、本当に嬉しい旅でした。南砺へは、運命の三女神の糸でまたつながるでしょう。
サイトウグンマは、南砺の皆さんとの時間のなかで、「自然循環型企業」目指してるのだと大きな気づきがありました。目指している色々な事をシンプルに言えばまさに自然循環を1番大切に考え目指すガーデンデザイナーでありカホン屋なのです。グンマで歌って約20年、緑に安らぎ感じ庭師なって約10年。カホン屋は南砺驚き約3年。これまで以上に、美しい緑と楽しい木の温もりある音楽に囲まれた暮らしの心地よさを手仕事を通じて伝えていきたいと思いました。午前半日かけて仕上がった初の長文のライブレポートご一読くださり、ありがとうございます。
⚠︎2016年のライブレポートです。
福光観音レイディオのyoutube動画で、「いわしピクニック」の楽曲が登場しています。良いご縁はが、今でも繋がっていて嬉しいです。ぜひお聞きください!
泉の杜100pjの公式サイトで事業の詳細はご覧いただけます。今後とも、応援やお声がけをよろしくお願いします。